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猫のことわざ | ||||||||||||||||
| 猫が顔を洗うと雨が降る イエネコの祖先は、乾いた砂漠に生息していたヤマネコです。だから猫はもともと湿度には弱く、濡れることが嫌いです。雨の日、飼猫が寝起きが悪かったり、一日中家に中でごろごろしているのは、雨が苦手な証拠です。本能的に気圧が低いことを知っているかのか、雨の日には獲物が得られないという情報があらかじめインプットされているせいでしょうか、とにかく猫は雨の日には外に出たがりません。一日中、家の中にいる猫は、することもないので念入りに顔やその周辺をグルーミング。このことわざは、そんな光景を見て、古人が言い伝えたのではないでしょうか。つまり、正確には猫が顔を洗っている時には、雨が降っている・・・ということです。 |
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| 猫がイカを食べると腰を抜かす このことわざをかたくなに信じ込んで、絶対にネコにイカを食べさせないという飼い主も多いのではないでしょうか。しかし、猫は生のイカやタコが大好き。その臭いに強く反応して、大騒ぎをする食いしん坊猫も少なくありません。実はイカやタコは、猫に必要なタンパク質に含まれるタウリンの宝庫。万一タウリンが欠乏すると、心臓や目の病気になるといわれています。イカやタコは、たとえ少量でも一日に必要なタウリンを補強できます。しかし、過ぎたるは及ばざるごとし。生のイカやタコに含まれるチアミナーゼという物質を摂り過ぎると、ビタミンB1が破壊され、歩行失調に陥ってしまうのです。歩行失調になった猫が、ふらふらとしているさまは、まるで腰を抜かしたように見えたので「猫がイカを食べると腰を抜かす」ということわざがうまれたのでしょう。 |
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| 猫があわびを食べると耳が落ちる 江戸時代の書物にも記されている、とても古い言い伝えです。実際に、あわびを食べた猫が皮膚病を起こしたという報告は多く残されています。中には、あまりのかゆみの激しさに、耳をひっかいて先をかきとってしまった猫もいたようです。その様子を「耳が落ちた」と少々大げさに表現したのかも知れません。あわびの肝臓には、季節によって強い毒性が生じます。あわびが食餌している海藻に、その原因があります。その毒性に反応すると、頭部が皮膚炎を起こすのは、アレルギー反応を起こしている可能性があります。いずれにしても、貝類には要注意!というメッセージでもあるわけです。 |
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| 鳴く猫ネズミ取らず これは、口数の多い人に限って、話ばかりで実行力が伴わないということのたとえです。基本的に単独行動をとる猫は、狩りをする場合も孤独です。一人で行うのが前提ですから、他の動物のように獲物を見つけたからといって仲間に知らせる必要もありません。相手に気づかれないように、静かに忍び寄って、一気に飛びかかるのが猫の戦法です。つまり、大声で鳴きながらネズミを追いかけている猫などいるはずがないのです。「鳴く猫ネズミ取らず」とは、いかに昔の猫たちがめざましく活躍していたかを物語る言い伝えといえるでしょう。 |
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